「月見すし」行燈と太鼓橋

「行燈」と「太鼓橋」。
すでにお気づきの方もみえるかもしれません。
7月初旬、月見すしの入口に設営しました。
お客様の足元の安全確保を考え、昨年に続くバリアフリーの強化です。

夜、太鼓橋を照らすのは、行燈の2つの灯。
その情景にふと初心に返るのは、昔修行した料理旅館のある京都を想う大将。
「藤の花が映える朱色だね。藤の季節が待ち遠しいなあ」
「源氏物語には、大阪の住吉大社の太鼓橋が出てくるんだよ」

「月見すし」行燈と太鼓橋と大将

そんな嬉しそうな大将と新たな店先を前にし、私もひとつ願いました。
「太鼓橋よ、お客様を支える“手すり”の役目や“安全な道のりの誘導”をよろしく頼んだよ!」